十和田観光電鉄

十和田観光電鉄


大正3年に創立した会社で、現在では鉄道のみならず、路線バス、遊覧船、ホテル事業を営み、十和田市周辺に根付いた経営を行っています。鉄道路線としては、JR東北本線三沢駅から十和田市駅までの区間となっています。


豊多摩時代の友人が、今週から十和田へ出張ということで、写真をメールで送ってくれました。
画像

彼曰く「この電車って東横線だった車両でしょ?」

その通りです。

 十和田観光電鉄も、他の地方私鉄と同様、積極的に大手私鉄の中古車両を譲り受けています。
かつては、自社発注車両も存在していましたが、この車両は、現在はイベント用に動態保存されているもののみとなっています。路線を通常、走行している車両は、東急電鉄から譲渡されたもので、東横線~地下鉄日比谷線直通、目蒲線、池上線を走っていた車両です。

 このように、大手私鉄から、地方私鉄に鉄道車両が譲渡されるケースが多くなってきています。
譲渡側は、東急、京王が多いでしょうか。
 東急からは、思いつくだけでも、この十和田観光電鉄、津軽鉄道、上田鉄道、長野電鉄、熊本電鉄などに譲渡されています。鉄道車両の税法上の耐用年数は10数年とされていますので、東急側では償却済みの車両を譲渡していることになりますね。税法上の譲渡価額は時価が原則ですが、ほぼ無償譲渡に近いのでしょうか。譲渡に当り再改造を行えば、新しい車両の取得ともいえるので、多少なりとも値段が付くかもしれません。

 東急では、早い時期からステンレス車両を導入してきました。よって、自社で必要なくなった車両でも車体の腐食がほとんど生じなければ、走行機器を整備するだけで、譲渡が可能なのです。かつ、東急の車両は車両長が短いものがあり、小型車の多い地方私鉄には、ぴったりだという面もあります。このため、東急では、この再改造を請け負う会社まで設立しているほどです。


 地方鉄道の特色は薄れつつありますが、都会では見られなくなった車両たちに出会えるのは、ファンとしては喜ばしいことではないでしょうか。皆さんも、地方私鉄に乗車する機会がありましたら、「これはどこの車両かな?」と調べてみてください。

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